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報道発表

デジタル教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader」を実教出版が採用

高等学校向けデジタル教材提供のプラットフォームとして

株式会社Lentrance(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 穂隆)は、同社の学習用ICTソリューション「Lentrance®(レントランス)」の教科書・教材用ビューア、「Lentrance® Reader(レントランス リーダー)」が、実教出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:戸塚 雄弐)に採用されたことを発表いたします。

実教出版株式会社は、1941(昭和16)年創業の、高等学校、大学・短大、専門学校等の教科書・教材を発行する出版社です。高等学校の普通教科だけではなく、専門教科の各分野(農業科・工業科・商業科・水産科・情報科・家庭科・福祉科・看護科)における教科書・教材を幅広く発行しています。今後、教科書・教材のデジタル化といった新しい教育・出版を見据えた事業展開を進めていくため、高等学校向けデジタル教材のプラットフォームとして、弊社の「Lentrance Reader」を導入し、研究開発を行うこととなりました。

この度の実教出版株式会社の「Lentrance Reader」採用は、教科書・教材出版社として9社目となります。今後、同社が教材を提供することにより、既に「Lentrance Reader」を採用している8社(東京書籍株式会社、教育出版株式会社、株式会社桐原書店、教育図書株式会社、株式会社教育同人社、株式会社文英堂、学校図書株式会社、株式会社明治書院)の発行するデジタル教科書・教材も含めて、「Lentrance」プラットフォーム上で同時に利用することが可能となります。

「Lentrance Reader」は、電子書籍の標準的な規格であるEPUBをはじめ、PDFやHTML5等の様々なファイル形式のデジタル教科書・教材に対応したビューアであり、「Lentrance」ソリューションの中核をなす製品の一つです。教科書・教材出版社が工夫をこらした教育用コンテンツに対応できる高度な表現力と、障害者差別解消法における合理的配慮に対応可能なアクセシビリティ機能をあわせ持ち、学習者用・指導者用のどちらの用途にも利用することができます。

また、「Lentrance」ソリューションは公教育・私教育の双方で利用できる学習用ICTプラットフォームであり、公教育分野においてはデジタル教科書・教材用として、私教育分野においては通信教育、塾、予備校のICTサービス用として展開いたします。「Lentrance」に搭載された教科書・教材からは、「どのページをいつ読んだのか、どの部分を注視したのか、何を書き込んだのか」といった学習履歴データの取得が可能(※)なため、公教育・私教育のどちらにおいても、学習者・指導者・教育コンテンツホルダーの全てに対して、データに基づいたフィードバックを行うことができます。

更に、現在提供中のWindows版、iOS版だけでなく、今後提供していくブラウザ版においても、同じ機能、同じユーザーインターフェース、同じ操作感で、同じコンテンツを利用することができるため、個人の使いやすさや好みに応じたタブレット等の機材を用いて、デジタル教科書や各種デジタル教材を活用することが可能となっています。

「Lentrance」というブランド名は、「学ぶ意志を持つすべての人々にとっての学びの入り口となる」ことを目指し、“Learning”と“Entrance”を組み合わせた造語として誕生しました。その根幹にある「あらゆる人が、いつでも、どこでも、生涯を通じて学びにアクセスできる環境を実現する」という理念のもと、今後も学習者を中心に据え、様々な学びの場で活用できることを重視した機能強化と関連サービスの提供を進めてまいります。

※ 現在は実証研究用として提供しております。通常製品版への搭載は来春以降を予定しております。

実教出版実教出版株式会社に関する詳細は、http://www.jikkyo.co.jp/をご覧ください。

株式会社Lentranceに関する詳細は、https://www.lentrance.com/をご覧ください。

※Lentrance、Lentranceロゴは、日本国、米国、およびその他の国における、株式会社Lentranceの登録商標または商標です。

※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。