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報道発表

教育現場の負担を軽減し、持続可能な学びを実現する「デジタル学習基盤構想」を発表

- すべての発行者と配信事業者が公平に利用できるオープンな基盤へ -

 株式会社Lentrance(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 穂隆)は、東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:渡辺 能理夫)、光村図書出版株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉田 直樹)、株式会社増進会ホールディングス(本社:静岡県三島市、代表取締役社長:藤井 孝昭)と連携し、学校現場の負担軽減と持続可能なデジタル学習環境の実現に向けた「デジタル学習基盤構想」を推進することを発表いたします。
 本構想の実現には、システム的な技術力のみならず、教育現場への深い理解と教科書・教材発行者のノウハウが不可欠です。今回、教育に関する豊富な知見を有する光村図書出版が新たなパートナーとして加わったことで、4社連携による本構想の取り組みをより強力に推進してまいります。

デジタル学習基盤の全体像デジタル学習基盤の全体像

■ デジタル学習環境の課題と解決の方向性

 学校をはじめとする教育現場でのデジタル教科書・教材の活用が日常的になる一方、配信事業者ごとにユーザーIDやライセンスの管理方法、システムの運用方法が異なるため、学校現場における登録作業や管理の負担が増大するという新たな課題が浮き彫りになっています。
 また、教科書・教材発行者や配信事業者にとっても、クラウド環境の維持、継続的なセキュリティ対策、システムの保守運用など、インフラへの継続的な投資が大きな負担となっており、デジタル学習環境の持続的な運用に対する懸念が生じていました。

 これらの課題を解決するために、Lentranceは新たな「デジタル学習基盤構想」を策定いたしました。本構想の最大の特長は、学習体験やコンテンツ、ビューアの独自性といった「独自領域」と、ユーザーID管理・ライセンス管理・配信システムといったインフラ部分である「共通領域」を明確に整理・分離する点にあります。
 各発行者が独自に提供するビューアやデジタル教科書・教材は各社の独立性を維持したまま、システム運用などの「共通領域」については「デジタル学習基盤」として連携・共通化を図ります。
 なお、本基盤は特定の企業向けに限定されるものではなく、すべての教科書・教材発行者、配信事業者が同一条件で公平に接続・利用できる「オープンな基盤」として提供します。

■ デジタル学習基盤構想が提供する価値

 本構想の実現により、次のような価値を提供し、持続可能なデジタル学習環境の構築を目指します。

1. 学校現場の負担軽減

 ビューアによって異なるユーザーIDやライセンスの管理方法を共通化することで、複数事業者のコンテンツを利用する際にも運用がシンプルになり、先生方の管理負担が大幅に軽減され、児童生徒の利便性も向上します。

2. より質の高いデジタル教科書・教材の創出

 共通基盤を利用することで、各発行者は共通領域(インフラ運用)に関わる重複投資を削減し、教科特性や校種に応じたビューアや、より質の高いデジタル教科書・教材などの開発(独自領域)にリソースを集中させることが可能になります。

3. 相互運用性の向上と安定利用

 MEXCBTや学習eポータルなど、国が進める教育DXの取り組みや、各自治体の校務支援環境とも連携可能な構造を備えることで、デジタル学習環境のさらなる充実と利便性の向上を実現します。

■ 各社代表からのコメント

東京書籍株式会社
代表取締役社長 渡辺 能理夫

 教科書発行各社が工夫を凝らし、ハイブリットな形態も含む多様なデジタル教科書が発行される。一人ひとりの児童生徒は、どの教科の教科書にも簡単にアクセスでき、学校でも家庭でも自由に活用できる。さらには教科書以外の教材も同じように活用できる。そんな姿が実現してこそ、デジタル教科書を導入する意味があるのではないでしょうか。今回の私たちの構想が、その環境づくりの確かな一歩となることを願っています。

光村図書出版株式会社
代表取締役社長 吉田 直樹

 子どもたちが安心して学びに向かえる環境を整えることは、私たち教育に携わる者の使命です。本基盤では、発行者やビューアの違いを越えて広く参画できる、ひらかれた学びの土台を目指しています。光村図書との連携が、志を同じくする発行者との協働の輪を広げ、子どもたちの学びをより豊かに支える契機となることを願っています。先生方の日々のご実践に寄り添いながら、子どもたちの未来により多くの可能性を届けてまいります。

株式会社増進会ホールディングス
代表取締役社長 藤井 孝昭

 日本の教育現場を大きく変革していく推進力となる、今般の「デジタル学習基盤構想」は、弊社としても非常に画期的なものと捉えています。Z会グループは、Lentrance様の設立以来、『New Treasure』をはじめとした様々なコンテンツを提供してまいりましたが、学校現場の課題解決にも繋がるオープンな共通基盤の整備により、あらゆる教育関係者にとって価値あるプラットフォームとして、さらなる発展を遂げられることを期待しております。

株式会社Lentrance
代表取締役社長 石橋 穂隆

 子どもたちの学びを支えていくためには、先生方の運用負担軽減と、持続可能なデジタル学習環境の構築が急務です。本構想は、特定のサービスにとらわれることなく、すべての発行者様・配信事業者様が公平に利用できる「オープンな基盤」を目指すものです。東京書籍様、光村図書様、増進会ホールディングス様という強力なパートナーと共に、企業の垣根を越え、次世代の教育インフラ実現に尽力してまいります。

- どのような環境や立場にある人でも学び続けることができるサービスを提供し、すべての人の可能性や夢を未来につないでいく -
 この創業理念のもと、弊社は「すべての人の学びの入り口になる」という目標を掲げています。社名でありブランド名でもある「Lentrance」は、Learning(学ぶ)とEntrance(入り口)の組み合わせから生まれた名称です。今後も学習者を中心に据え、様々な学びの場で活用できることを重視した機能強化と関連サービスの提供を進めてまいります。

株式会社Lentranceに関する詳細は、https://www.lentrance.com/をご覧ください。

※Lentrance、Lentranceロゴは、日本国、米国、およびその他の国における、株式会社Lentranceの登録商標または商標です。

※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。